新入社員は誰が育てる
会社に於いて新入社員は定期的に毎年入ってきます。
その新入社員達は、いろんな生活環境、育ち方、家族構成、性格や価値観の違いなど
各種各様いろんな人材が集まってきます。
会社では、採用基準というのがあり、その基準をクリアした人のみが会社に入社するわけですが
それでもいろんな考え方を持った人達が集まります。
特にインデックスではコンピューターソフトを作っている会社なので技術力がとても大切です。
しかし、技術力での採点はしません。
人間力の採点が90%以上です。
それは「考え方」がとても大切だからです。
過去には時々、入社したいだけで偽って入社する人もいた様です。
どんなに技術力が高くても考え方が合わない人がいては、今後40年間一緒に働くことはできません。
友達同士でも同じだと思います。
いろんな友達がいると思いますが、考え方や価値観はある程度合っているのが仲間となるはずです。
全く考え方が真逆、価値観も全然違うという人たちとは仲間になれないと思います。
違った考え方を持った人たちが集まる会社ほど会社は強いと言われますが
相手の価値観を否定したり、相手の考え方を否定してはいけません。
会社の中では、この基準で進めようというものが必ず必要です。(ベクトル合せ)
方向性が定まってなかったり目標や目的が違っていては会社としては成り立たないからです。
さて、少し難しい話をしてしまいましたが
新入社員は誰が育てるんでしょう?
人事担当者の人だけに任せていて良いのでしょうか?
採用した人の責任であり、採用した人が育てれば良いのでしょうか?
特に学卒の新入社員の場合は、初めての社会人となり、大切なご子息を預かり、40年間その新入社員に本当の教育をして、人格ともに優秀な人材に育て上げる義務が企業にあり、その義務は社長だけが追えば良いのでしょうか?
採用責任と言うものです。
採用、人事、社長以外の先輩社員たちは関係ないのでしょうか?
もう、お判りだと思います。
社員を育てるのは全員の役目なのです。
特に仕事に関係する先輩社員は、一番の教育者にならねばなりません。
どんな良い研修に出しても
どんな良い講座に出しても
どんなにクドク教えても
日々の OJT に勝る教育は他にはありません。
となれば、新入社員がついた先輩のレベルが低ければ新入社員は育ちません。
優秀な先輩社員の元で仕事をさせたいと思うのは当然だと思います。
先輩社員が優秀ならば新入社員も優秀に育ち、またその新入社員も先輩社員になり、優秀な先輩社員になっていくのです。
これが企業の成長なのです。
新入社員が育たないと嘆く前に
まず、自分たち既存社員が誰が見ても恥ずかしくない先輩や上司になってほしいものです。
などと、言っている私は育っているのでしょうか。
最後まで読んで頂き感謝です。
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