㈱インデックスは、2018年6月3日 20周年をむかえました。
1999年6月3日 苅谷邦彦の自宅で設立しました。
43歳の春です。
創業は、それから4年前の39歳でした。
当初は、フリーエンジニアで生きて行くつもりでしたが、そんな甘いものではなく自分の思いや理想を突き通おし他人に迷惑を掛けない方法と言えば起業しか無いことに気づかされました。
なので、元々起業する気などなった男が起業すると決めてからあっと言う間の20年間でした。
創業する前、サラリーマンを退職すると想い悩んで妻に「会社を辞めたい」と明かした時は、今でも覚えている。
妻「あなたの好きにしてください。」「私は、あなたに付いて行くだけです。」
一人、号泣しました。
絶対に、成功し妻に恩返しすると強く心に刻んで、早23年。
もう懐かしい思い出ですが、一番嬉しかったことでした。
起業して思ってみても無かったことで一番のビックリしたことは、
会社が一人から35名ほどの社員になったことよりも自分自身が一番成長したことでした。
(一生涯成長し続けるだろうが)
設立当時は、自分の為に起業したのに今では自分の為と言う理由は、5番目ぐらいになっている。
綺麗ごとにように聞こえるかも知れないし信用しがたいことだと思いますが、これは本当です。
簡単に言えば、みんなが幸せにならないと自分の幸せは無いと言うことです。
多くの諸先輩から指導して頂いた資産です。
インデックスグループ社内でも6月3日が設立日であることを知らない社員はいないと思いますが、個人の誕生日のようにしっかり覚えている人や楽しみにしている人はほぼいないことでしょう。
昨年の未来合宿でも20周年記念発表会でもやろうと私が発案したのですが、却下されました。
この想いは、創業者のみにしか分らない想いだと思いました。
次期社長が、多くの諸先輩や先代のお陰という感謝の気持ちを持ち続け、30周年記念日に発表会をしてくれることを祈りたいものです。
20週年を迎えて嬉しさは当然ながら・・・
これからの不安や過去を振返り反省することも多くあります。反省ばかりかも知れません。
米国大統領トランプさんの問題、北朝鮮の問題、身近では特定派遣廃止の問題なと多くの懸念点があります。特に世界経済については、何も出来ない、出来るとすれば少しでも自社を強い会社にすることぐらいです。
その為には、自社のビジョン「100人企業、100社起業」を達成することです。
その為には、新規顧客開拓、新規サービス発掘、社員教育、後継者育成など盛り沢山です。
多くの企業が無くなり数少ない企業に残れたことは、素晴らしいと思いますが、でも私が思っている達成とは程遠くもっともっと頑張れと自分に言い聞かせている日々があります。
たぶん創業者は、自分の残りの人生を考えなら同時自社の未来も生きている限り永久に考え続けるのでしょうね。
なんか、一人お祝いでもしようかなと一人で思っている近頃です。
最後まで読んで頂き、感謝です。