失敗だらけ・・・
最近、経営をやってきて思うことがある。
それは、「失敗だらけなんだなぁ~」と言うことである。
9個失敗し1個成功すればOKであると良く言われているように・・・
本当にそうなんだなぁ~と痛感している。
最近の失敗を二つぐらい披露しようと思います。(恥ずかしいですが)
わが社インデックスでは、「役員立候補制度」と言うものがあります。
大企業のように命令だけで役職者になるのではなく、自らが進んで立候補できる制度である。
この制度が出来た当時は、人の上に立てるような人材が多くいなかった。(今も少ないが)
会社として一番の損失は、社員が退職することであるから、やりたくない人や能力のない人に無理やり会社が任命して本人が潰れてほしくなかった。
だから、やりたい人がやれば良いと考えた。
当然、人事考課制度はある。
当初から、あまり手を上げる人が少なかった。
実際、手を上げる人に限って能力不足が目立った。
「役職者は、任命されて受けるものだ!」と言う社員さんからの声もあったが、自分のコンセプトを貫いた。
しかし、自分が思うようにリーダーが育たない。
リーダーに覚悟がない。
ここで言う「覚悟」とは、「何が何でも自分の役目を全うする」と言う覚悟である。
ある時、言われた・・・
「社長は、自分の熱い思いをリーダーになってほしい人にしっかり伝えていますか?」と・・・
「えっ!」
全員に伝えていたので、全員が理解しているものと勝手に思っていた。
本当に理解してほしい人が、必ず理解しているとは限らないし個別に目を見て伝えていないことに気付かされた。
社長さんは、自分の「価値観が全社員の価値観だ」と勘違いしていませんか・・・
価値観は、全員違っているものですよ。
社長さんは、ベクトル合わせと言いながら自分の価値観を全社員さんに押し付けていただけですよ。
「ガーン!」
二日間ぐらい泣いた。
社員に本当に悪いことをした。
それも7年間も・・・
それ以来、自分の想いは、すでに成分化されているので、グタグタと言わないようにした。
今年9月には、この「役職立候補者制度」を廃止する予定だ。
二つ目は・・・
新入社員で入社する学卒者に対して仕事外の教育として「父と子の共育ち」と言うものをやっている。
もう5年になる。
社長が父役、新入社員が子役である。
今の世の中、家族との会話が減り、将来の希望や夢もない新入社員に父役の私が人間力、倫理、道徳、戦力等々のウンチクを社長と社員という関係ではない立ち位置で本音トークをする機会である。
私は、父役であるので時には、少し強要するようなことも指示する。
絶対にやりたくないなら「やらなくてもよい」とも言う。
しかし、ほぼ80%は、私の希望通り動いてくれる。
毎回のようになぜ?なぜ?が飛び交う。
昨年などは、大きな声で叱ることもあった。
しかし、毎年3月の修了式を迎える時には、「これで社長と会話することが減るとわかると寂しいです」と言ってくれる。
苦労もあるが、この一言で私も忙しい時間を割いてやって良かったと思う瞬間であった。
今年は、少し違った。
ある意味、優秀な子達である。
途中、トリガーとなった出来事は、割愛するが、上司を通して言われたことが、自分の戦意に水を掛けられた瞬間となった。
その言葉は、「父子と言っても社長と新入社員であることは間違いないから、本音など言える訳がない!」と言われた。
超、寂しを感じた瞬間であった。
私は、特に新入社員には、熱い思いがある。
責任がある。
絶対に幸せになってほしいと言う想いも強い。
運命的な繋がりさえ感じている。
だから、この言葉は、失恋した瞬間と同じであった。
だから、「父と子の共育ち」を即刻中止した。
単なる社長が社員さんをフォローするような会話なら上司がやっている。
社長があえて上司の役目を奪う必要は無い。
以上、2つの失敗談を書いてみた。
全ての判断が私一人で行っている訳でもない。
ちゃんと幹部と会話して決めている。
もっと言うと幹部のジャッジを優先していると言っても過言ではない。
社長ってどんどん孤独になるのだと・・・
特に最近痛感している。

それは、「失敗だらけなんだなぁ~」と言うことである。
9個失敗し1個成功すればOKであると良く言われているように・・・
本当にそうなんだなぁ~と痛感している。
最近の失敗を二つぐらい披露しようと思います。(恥ずかしいですが)
わが社インデックスでは、「役員立候補制度」と言うものがあります。
大企業のように命令だけで役職者になるのではなく、自らが進んで立候補できる制度である。
この制度が出来た当時は、人の上に立てるような人材が多くいなかった。(今も少ないが)
会社として一番の損失は、社員が退職することであるから、やりたくない人や能力のない人に無理やり会社が任命して本人が潰れてほしくなかった。
だから、やりたい人がやれば良いと考えた。
当然、人事考課制度はある。
当初から、あまり手を上げる人が少なかった。
実際、手を上げる人に限って能力不足が目立った。
「役職者は、任命されて受けるものだ!」と言う社員さんからの声もあったが、自分のコンセプトを貫いた。
しかし、自分が思うようにリーダーが育たない。
リーダーに覚悟がない。
ここで言う「覚悟」とは、「何が何でも自分の役目を全うする」と言う覚悟である。
ある時、言われた・・・
「社長は、自分の熱い思いをリーダーになってほしい人にしっかり伝えていますか?」と・・・
「えっ!」
全員に伝えていたので、全員が理解しているものと勝手に思っていた。
本当に理解してほしい人が、必ず理解しているとは限らないし個別に目を見て伝えていないことに気付かされた。
社長さんは、自分の「価値観が全社員の価値観だ」と勘違いしていませんか・・・
価値観は、全員違っているものですよ。
社長さんは、ベクトル合わせと言いながら自分の価値観を全社員さんに押し付けていただけですよ。
「ガーン!」
二日間ぐらい泣いた。
社員に本当に悪いことをした。
それも7年間も・・・
それ以来、自分の想いは、すでに成分化されているので、グタグタと言わないようにした。
今年9月には、この「役職立候補者制度」を廃止する予定だ。
二つ目は・・・
新入社員で入社する学卒者に対して仕事外の教育として「父と子の共育ち」と言うものをやっている。
もう5年になる。
社長が父役、新入社員が子役である。
今の世の中、家族との会話が減り、将来の希望や夢もない新入社員に父役の私が人間力、倫理、道徳、戦力等々のウンチクを社長と社員という関係ではない立ち位置で本音トークをする機会である。
私は、父役であるので時には、少し強要するようなことも指示する。
絶対にやりたくないなら「やらなくてもよい」とも言う。
しかし、ほぼ80%は、私の希望通り動いてくれる。
毎回のようになぜ?なぜ?が飛び交う。
昨年などは、大きな声で叱ることもあった。
しかし、毎年3月の修了式を迎える時には、「これで社長と会話することが減るとわかると寂しいです」と言ってくれる。
苦労もあるが、この一言で私も忙しい時間を割いてやって良かったと思う瞬間であった。
今年は、少し違った。
ある意味、優秀な子達である。
途中、トリガーとなった出来事は、割愛するが、上司を通して言われたことが、自分の戦意に水を掛けられた瞬間となった。
その言葉は、「父子と言っても社長と新入社員であることは間違いないから、本音など言える訳がない!」と言われた。
超、寂しを感じた瞬間であった。
私は、特に新入社員には、熱い思いがある。
責任がある。
絶対に幸せになってほしいと言う想いも強い。
運命的な繋がりさえ感じている。
だから、この言葉は、失恋した瞬間と同じであった。
だから、「父と子の共育ち」を即刻中止した。
単なる社長が社員さんをフォローするような会話なら上司がやっている。
社長があえて上司の役目を奪う必要は無い。
以上、2つの失敗談を書いてみた。
全ての判断が私一人で行っている訳でもない。
ちゃんと幹部と会話して決めている。
もっと言うと幹部のジャッジを優先していると言っても過言ではない。
社長ってどんどん孤独になるのだと・・・
特に最近痛感している。

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